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Microsoft Game Development Kit (GDK) には、XBOX プロジェクトの構成に使用するカスタムの Visual Studio プロパティ ページがあります。

XBOX プロパティ ページにアクセスするには

  1. ソリューション エクスプローラーでプロジェクト名を右クリックし、[プロパティ] を選択します。
  2. [構成プロパティ] を展開します。
  3. [XBOX General][XBOX Deploy][XBOX Layout][Debugging] の各プロパティ ページを確認します。
次の XBOX および関連するプロパティ ページが使用できます。

XBOX General

XBOX General プロパティ ページには次のプロパティが含まれています。
  • Gaming Edition Target. プロジェクトのビルドに使用する GDK エディションを指定します。既定値は、開発 PC にインストールされている GDK の最新バージョンです。
  • Gaming Extension Libraries. 使用する Gaming Extension ライブラリのセット (Xbox.Services.API.C など) を指定します。
  • Alternate Binary Subdirectory この省略可能なプロパティは、ゲーム ルートの下にバイナリおよび CRT 依存関係用のサブディレクトリを指定するために使用します。これは Layout フォルダの構造をミラーリングするために使用され、デバッグ時にデバッガが実行可能ファイルを見つけるために利用されます。サブディレクトリを指定する場合、MicrosoftGame.config は引き続きタイトルのルートに置く必要があります。MicrosoftGame.config の実行可能ファイルの場所に対するパス指定への変更も更新する必要があります。
  • Remote IP Address. リモート コンソール名または IP アドレスを指定します。これは、ビルドされたプロジェクトをデプロイ、実行、およびデバッグするコンソールです。このプロパティが空白のままか空白に設定されている場合、Connect (xbconnect.exe)XBOX Manager、または Windows Device Portal で指定された既定のリモート コンソールが使用されます。
  • Package Localization Dir. ローカライズされたシェル リソースを作成する際に使用する、プロジェクト ディレクトリからの相対ディレクトリを指定する省略可能なプロパティです。プロジェクトへのローカライズされたリソースの追加に関する追加情報については、MicrosoftGame.config ローカリゼーション を参照してください。
図 1. XBOX General プロパティ ページ General property page
リモート IP は、プロジェクトのディレクトリに project.vcxproj と共に保存される project.vcxproj.user ファイル内で指定することもできます。そのファイルは以下の形式である必要があります。
上の例では、10.10.10.10 をリモート コンソールのアドレスに置き換えます。

XBOX Deploy

XBOX Deploy プロパティ ページでは、各デプロイ方法を選択できます。選択に応じて、プロパティ ページには異なるオプションが含まれます。デプロイに関する詳細については、タイトルの XBOX 開発キットへのデプロイ を参照してください。

XBOX デプロイ方法: Push (開発キットから実行)

このデプロイ方法では、タイトルを開発キット上のフォルダ (既定では xD:\Titles) にデプロイします。このデプロイ方法には次のプロパティが含まれます。
  • Deployment folder path override. 開発キット上の既定のデプロイ パスをオーバーライドするために使用する省略可能なプロパティです。
  • Remove extra files from target device. チェックすると、プロジェクトのビルド出力の一部ではないファイル (孤立ファイル) をコンソール上から削除する省略可能なプロパティです。

XBOX デプロイ方法: External (デプロイに Visual Studio を使用しない)

このデプロイ方法では、デプロイを外部の独立したメカニズムに委ねます。このデプロイ方法には次のプロパティが含まれます。
  • Title launch string. デバッグを開始する (F5) 際にタイトルを起動するために使用される起動文字列です。
  • Target devkit titles. ターゲット開発キット上の現在のプロジェクトと一致するタイトルのリストから選択して、タイトル起動文字列を設定します。

XBOX デプロイ方法: Run from PC (ネットワーク共有を登録)

このデプロイ方法では、開発キットからアクセス可能なネットワーク共有を介して、開発 PC からタイトルを実行します。
  • Network share path override. Run From PC デプロイの既定のネットワーク共有パスをオーバーライドするために使用する省略可能なプロパティです。
  • Network share username. 資格情報を必要とするネットワーク共有の場所 (SMB ネットワーク共有) へのアクセスに使用する省略可能なプロパティです。
  • Network share password. 資格情報を必要とするネットワーク共有の場所 (SMB ネットワーク共有) へのアクセスに使用する省略可能なプロパティです。
caution注意: このユーザー名とパスワードはプレーン テキストで渡され、ローカルにもプレーン テキストで保存されます。セキュリティ向上のため、このフィールドは空白のままにし、XBOX Device Portal (Windows Device Portal on XBOX) または コンソール上の Developer Home (Dev Home) の説明に従って資格情報を管理してください。
図 2. デプロイ方法に基づく XBOX Deploy プロパティ ページ Deploy property page for Push

XBOX Layout

XBOX Layout プロパティ ページには次のプロパティが含まれます。
  • Layout Directory. ビルド結果が配置されるローカル ディレクトリを指定します。このディレクトリから、アプリケーションがリモート コンソールにデプロイされます。
  • Exclusion Filter. ビルド出力ディレクトリからレイアウト ディレクトリへコピーされないファイルおよびファイル タイプを指定します。このプロパティは、ビルド出力ディレクトリの外部に存在するファイルの除外には使用できないことに注意してください。
  • Isolate Configurations. [はい] に設定すると、Visual Studio はレイアウト ディレクトリへコピーされるファイルの一覧を決定する際、各ビルド構成を個別の出力として扱います。既定値は [いいえ] です。
  • Game OS. タイトルの loose ファイル レイアウトと共に提供される Game OS へのパスを指定します。
  • Deploy from Outdir. [はい] に設定すると、Visual Studio はデプロイ前にファイルをレイアウト ディレクトリへコピーするのではなく、ビルド出力ディレクトリの内容をデプロイします。Layout DirectoryExclusion Filter、および Isolate Configurations プロパティの値は無視されます。
図 3. XBOX Layout プロパティ ページ Layout property page

Debugging

Debugging プロパティ ページには次のプロパティが含まれます。
  • Debugger to launch: XBOX プロジェクトの場合は、[XBOX Game Core Debugger] を選択します。
  • Debugger Type. 使用するデバッガの種類を指定します。Auto に設定すると、.exe ファイルの内容に基づいてデバッガの種類が選択されます。
  • Command Arguments. アプリケーションに渡すコマンドライン引数です。
  • Log Module Loading. モジュール読み込み情報を含む詳細なデバッグ出力を有効にします。Log Module Loading オプションは、“依存 DLL が見つかりません” 問題のデバッグに便利です。
図 4. Debugging プロパティ ページ Debugging property page

関連するプロパティ ページ

XBOX 固有ではありませんが、XBOX アプリケーションで必須または推奨される設定を持つ追加のプロパティがあります。これらの設定は XBOX アプリケーションの適切かつ最適な動作を保証します。設定は次のとおりです。 RandomizedBaseAddress: [はい] に設定する必要があります。これは GDK プロジェクトの既定値です。この設定は、アドレス空間配置のランダム化 (ASLR) が機能するために必須です。ASLR は XBOX アプリケーションでは必須です。RandomizedBaseAddress[いいえ] に設定したり、ASLR を無効化しようとしないでください。 RandomizedBaseAddress は、[リンカー]/[詳細設定] プロパティ ページで設定します。

ゲーム依存関係の検索

プロジェクト内でゲーム依存関係を指定すると、ローカル パスに加えてゲーム ルート G: とそのすべてのサブディレクトリを参照し、依存ファイルを検索します。

関連項目

アプリケーション管理 (xbapp.exe) Connect (xbconnect.exe) タイトルの XBOX 開発キットへのデプロイ 方法: Visual Studio を使用したゲーム リソース ファイルのデプロイ
最終更新日 2026年8月24日