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# ストリーミング インストールと Intelligent Delivery: 概要

> ストリーミング インストールと Intelligent Delivery: 概要

XBOX One では、すべてのタイトルはハード ドライブから実行されます。コンテンツは任意の数のソースから配信できますが、主に光ディスクとクラウド (Blu-ray Disc と XBOX サービス) から配信されます。

消費者ができるだけ早くゲームをプレイし始められるようにするため、XBOX One は *ストリーミング インストール* と呼ばれる機能を使用し、タイトルが完全にインストールされる前に実行できるようにします。この機能により、ユーザー入力やその他のイベントに応じて、コンテンツがインストールされる順序をタイトル側で変更することもできます。

<Note>Intelligent Delivery は、MSIXVC パッケージと MSIXVC2 パッケージの両方で機能します。どちらの形式でもチャンクの定義方法は同じです。MSIXVC2 における主な違いは、チャンクの並べ替えやチャンク間のファイル移動がコンテンツ更新サイズに影響しないことです。詳細については、[MSIXVC2 パッケージング概要](/build/core-features/common/packaging/overviews/packaging-msixvc2-overview) を参照してください。</Note>

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## ストリーミング インストールと Intelligent Delivery の利点

ストリーミング インストールと Intelligent Delivery の以下の機能は、タイトルを初めてプレイするユーザーに、よりスムーズな体験を提供します。

### タイトル起動に必要なのはデータの一部のみ

各タイトルは、タイトルの起動に必要なデータのサブセットを指定できます。システムは、アプリケーションが登録されて起動できるようになる前に、このコンテンツがハード ドライブにコピーされていることを保証します。

### インストール データは適切な場合にのみダウンロードおよびインストールされる

インストール データには指定子を付けることで、適切な場合にのみダウンロードおよびインストールされるようにできます。たとえば、特定の言語にのみ適用されるアセットをマークできます。これらのアセットは、その言語に設定されているコンソールにのみ配信されます。加えて、特定クラスの XBOX One コンソールでのみ使用されるアセットに指定子を付けることで、そのクラスのコンソールにのみアセットがインストールされるようにできます。

### タイトルのインストールはバックグラウンドで継続される

タイトルは、その起動に必要な最小限のデータがハード ドライブにコピーされ次第、起動します。残りのデータは、タイトルの実行中にインストール ソースからハード ドライブにコピーされます。

ユーザーがアプリケーション間を切り替えても、インストールはバックグラウンドで続行されます。たとえば、ユーザーがゲームをプレイしていて、その後映画を見ることにした場合でも、システムは映画の再生中にバックグラウンドでインストールを継続します。

<a id="ID4EZC" />

## ストリーミング インストールの使用

ストリーミング インストールを使用するには、データの *チャンク* を構成するファイルの一覧を定義します。各チャンクは、タイトルのゲームプレイの特定の部分をサポートします。既定でチャンクがインストールされる順序も定義します。この順序は、チャンクのレイアウトをマップする .xml ファイルで指定します。たとえば、次の例は単純なパッケージ ファイルを示しています。

```xml theme={null}
  <Package>
    <Chunk Id="1000" Marker="Launch">
      <FileGroup DestinationPath="\" SourcePath="X:\bin" Include="*.*"/>
    </Chunk>
    <Chunk Id="1001">
      <FileGroup DestinationPath="\Data\Maps" SourcePath="Y:\Maps\Level1" Include="*.map"/>
      <FileGroup DestinationPath="\Data\Maps" SourcePath="Y:\Maps\Level2" Include="*.map"/>
      <FileGroup DestinationPath="\Data\Maps" SourcePath="Y:\Maps\Level3" Include="*.map"/>
      <FileGroup DestinationPath="\Data\Maps" SourcePath="W:\ExtraMaps" Include="*.map"/>
      <FileGroup DestinationPath="\Data\Textures" SourcePath="M:\MapTextures" Include="*.png"/>
      <FileGroup DestinationPath="\Data\Textures" SourcePath="W:\ExtraMapTextures" Include="*.png"/>
    </Chunk>
  </Package>  
```

ストリーミング用にタイトルのデータをパッケージ化するには、マッピング ファイルをパラメーターとしてコマンドライン ツール `Make Package (makepkg.exe)` を実行します。

アプリケーション パッケージを作成した後、`xbapp` `install` を使用してコンソールでストリーミング インストールをテストします。このコマンドの詳細については、[Application Management (xbapp.exe) (NDA トピック)](/tools/tools-console/commandlinetools/xbapp) を参照してください。

<a id="ID4EXX" />

## Intelligent Delivery の使用

Intelligent Delivery を使用するには、レイアウト ファイル内のチャンクを適切にマークします。次のコード例は、XBOX One X コンソールで、言語がフランス語に設定されている場合にのみインストールされるようにチャンクをマークする方法を示しています。

```xml theme={null}
  <Package>
    <Chunk Id="2002" Devices="Xbox-Scorpio" Languages="fr">
      ...
    </Chunk>
  </Package>  
```

<a id="ID4EVF" />

## アライメント要件

以前のバージョンの MakePkg ツールでは、想定より大きなコンテンツ更新を回避するために特別なアライメント チャンクの使用が必要でした。これはもう必要ありません。

<a id="ID4E1G" />

## 更新

通常、タイトルの更新はバックグラウンドで行われ、ユーザーは更新が進行中であることに気付きません。ただし、場合によっては、更新の進行中にタイトルが実行中であることがあります。その場合でも、更新プログラムは個々のチャンクを更新できます。チャンクが更新中のとき、そのステータスに関する問い合わせは、チャンクがインストールされていないことを示します。

起動セット内のチャンクが更新された後、タイトルは起動できます。システムはタイトルが再度インストールされているかのように動作します。

<a id="ID4EVH" />

## このセクションの内容

[動的チャンク並べ替え](/build/core-features/common/packaging/packaging-chunkreordering)
ユーザー入力に応じて、データがインストールされる順序をタイトルがどのように変更できるかを説明します。

[コンテンツ更新の作成、検査、およびテスト](/build/core-features/common/packaging/packaging-testing-updates)
開発中にコンテンツ更新を作成、比較、およびテストする方法について説明します。

[コンテンツ更新のベスト プラクティス (NDA トピック)](/build/core-features/common/packaging/packaging-updates)
コンテンツ更新用にパッケージを作成する方法について説明します。

[ストリーミング インストール: デバッグ](/build/core-features/common/packaging/packaging-debugging)
デバッガーがタイトルに接続されるまで、タイトルのストリーミング インストールを一時停止する方法について説明します。

[ストリーミング インストール: ステータス](/build/core-features/common/packaging/packaging-installstatus)
タイトルがインストールの進行状況を監視する方法について説明します。

[マルチディスク機能](/build/core-features/common/packaging/packaging-multi-disc)
複数のディスクにまたがる XBOX One タイトルを作成する方法について説明します。

[開発中のアプリケーション パッケージング](/build/core-features/common/packaging/packaging-packaging-during-development)
開発プロセス中のアプリケーション パッケージングの 3 つの段階 (暗号化されていないパッケージング、テスト暗号化パッケージング、および運用暗号化パッケージング) について説明します。

[Intelligent Delivery](/build/core-features/common/packaging/overviews/intelligentdelivery)
Intelligent Delivery を使用してコンテンツのサブセットのみをインストールする方法について説明します。

[テスト ディスクの作成](/build/core-features/common/packaging/creating-test-compilation-discs)
テスト ディスクの作成方法について説明します。

[PC 上でのパッケージのテスト](/build/core-features/common/packaging/packaging-testing-PC-install)
開発 PC 上でパッケージをテストする方法について説明します。

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## Related topics

- [タイトル パッケージング、更新、およびストリーミング インストールのテスト](/ja-jp/build/core-features/common/packaging/title-packaging-streaming-install-testing.md)
- [パッケージングの概要](/ja-jp/build/core-features/common/packaging/overviews/packaging.md)
- [ストリーミング インストール: デバッグ](/ja-jp/build/core-features/common/packaging/packaging-debugging.md)
- [ストリーミング インストール: ステータス](/ja-jp/build/core-features/common/packaging/packaging-installstatus.md)
- [ストリーミングインストール用のツール](/ja-jp/build/core-features/common/packaging/deployment/atoc-deployment-tools.md)
